ブックオフ倒産?!
ブックオフが上場以来、初の赤字。
ヤフートップニュースでも扱われたので知っている方も多いでしょう。
中古本の買取でどんどん拡大していったブックオフ。
中古本の市場が年々縮小していく中で「何でも屋」と移行している同社。
近年では家電の買取を強化していました。
これが裏目に出た可能性があります。
この先どんどんブックオフ自体は縮小せざるを得ないだろうと思います。
そんな中で何でも屋として活路を見出そうと、もがいています。
これは素晴らしい事だと思います。
将来を見据え、決断をし、実行している。
会社として魅力を感じます。
試行錯誤して、また大きなブームを起こすかもしれません。
会社としての体力はあります。
ちょっとやそっとの赤字ではウンともスンともいわないと思います。
同業として見守り、応援したいと思います。
今回の赤字は大きな先行投資をした結果です。
メインの中古メディアの売り上げは好調です。
そんなに悲観する必要はないと思います。
家電の買取を強化するために人件費・宣伝費に投資をした結果なんです。
投資をしたわりに見返りが今のところ計画上より悪いという事です。
ちなみに家電の買取を行っているところは他にもあります。
有名どころだとハードオフ、トレジャー・ファクトリーなど、ヤマダ電機もかな?
これらの先発組がいます。
ハードオフはブックオフとは全く違う会社って点にびっくり。
このような先発組がいながら後発組として家電買取の強化に出たのは理由があります。
「中古本という集客力がある商材を持つ強みが生きる」(松下展千社長)
この理由があったからこそ勝負に出たんだと思います。
この判断が今のところ少し世間一般の感覚とずれている可能性があります。
こういう判断ってすごく微妙なんですよねー。
大ヒットする事もあれば、失敗に終わることも。
極端に言ってしまえばやってみなければわからない。
こわいー。
ビジネスってこわいー^^;
大企業にもなるともちろん社長だけの判断ではありません。
何十人、何百人の方達が何回も議論を重ね、かなりの時間も掛けてます。
かなり優秀な方達が。
それでもちょっとした判断ミスで一気に会社が赤字になる事があるんです。
その逆もあるため、多くの議論を重ね、V字回復を狙っていると思います。
今後のブックオフにさらに注目していきたいです。
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